遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
意味は、ものすごいと言う事らしい。
「そりゃがとうでえ。」(それは凄いよな。)
「がとう」が「凄い」・「大層」とかいった意味らしい。
雄踏近辺の衆らの言葉で、私の集落では使わない言葉なので、よく意味や使い回しが分からない。焼津の方が漁師言葉は独特で荒いと言われていたが、遠州にも、福田・舞阪・新居辺りが港を持つ町として存在し、確かに同じ遠州人でも荒いと感じる時がある。船の上というある意味海での闘いの中での仕事上大きな声で端的に会話をする必要があるので荒っぽさというのは理解はできるのだが、陸にあがったら、ちいとは気い利かしてくれてもいいと思わんでもない。高校生だった頃祭りを観に行ったが昼間っから路上で酒くさく目が据わってる連中がたむろしている光景にびびった記憶がある。凧で自分もおんなじことやってるにも関わらずほんとびびった。
舞阪を舞台にした映画としては、2003年「夢、追いかけて Touch a Dream 浜名湖発?学び座」という作品があるが、印象としては、言葉があんな優しくない。DVDにはなっていないようなので観る機会はないかもしれないが、三浦友和さん・勝地涼さん・田中好子さん・船越英一郎さんがいいお芝居してるのと、地元の友達役の衆らがいい味だしてるので一見の価値はあると思うが、舞阪の衆の言葉にしてはがんこよそいきだと思う。
悪く書いてるつもりは全然なくて、普通に優しそうな顔してても言葉がきついというのがなんかギャップがあって、うちらの集落の衆とは違ってて、これはこれで面白いのです。
話しを元に戻すが、「がとうでえ」の「がとう」のお話し。
こういう使い方を普段聞いてたりするので
「ガトーショコラ」
と聞くと「がとうなショコラ」(すんごいショコラ)と遠州人は思ってしまう。ことがある。