遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
ツナ缶の代名詞で全国的な言い回し。まあ遠州弁じゃないけど。
はごろもフーズはしぞーかの清水にあり、そういう地元近隣という状況によって浜松ではマグロの油漬け・ツナ缶といったらなんでもかんでも「シーチキン」と呼んでるといっても過言ではない。
全国的に「シーチキン」で通用するので方言ではないがその徹底振りは他県の比ではないであろう。ネットで調べるとシェアは全国では5割程とあったので他県では「ツナ缶」とか「マグロフレーク」とかいうこともあろうが、極論だが浜松ではたとえはごろもフーズのものでなくともなんでもかんでも「シーチキン」と呼ぶ。
したがって「シーチキン取って」と言われて他のメーカーのツナ缶をほいと渡しても「違うじゃん」と言われたりする事はない。逆に言えば「ツナ缶取って」と言われても一瞬なんのことかピンとこないということである。
例文
「あのさあ。いくらあせって作ったっつったってレタスにマヨネーズかけてサラダっつうのは芸がないらあ。」
「じゃなによを醤油でもかけるだ?」
「せめてさあシーチキン入れるくらいはして欲しいやあ。」
「醤油はかけんだ?」
「いや、かけるけどさあ。」
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