遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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そうだったっけという意味。すっとぼける・しらを切るように聞こえるときがある。
例文1
「あれ?この道来た事あるような記憶があるやー。デジャブーか?」
「なにょうこいとるよー、ど忘れん激しいにも程んあるにぃ。引っ越す前の小学校ん時通ってたらあ。はあ忘れただ?」
(なに言ってるよ、度忘れが激しいにも程があるよ。引っ越す前の小学校で通学路で通ってたじゃない。もう忘れたの?)
「そうだっけか。忘却とは忘れ去ることなりってこういうこんか。」
(おやそうだったっけ。忘却とは忘れ去る事なりとはこういう事か。)
「こむつかしいこんこいてケムん巻くなあ。ぼけるにしたって10年早いわ。」
(難しい事言って煙に巻くな。ボケるにしても10年早いわ。)
例文2 病院で禁酒を宣告された旦那と普通に元気な酒好きの奥さんとの会話
「もう、ボトル勝手に飲んだの誰よもを。あれほど飲んじゃかんっつっただにぃ。又あんただらあ。」
「わしじゃあらすけえ。なんでわしだっつうよ。つうかなんで誰か飲んだなんて分かるだ?」
「あんたねえ、見りゃあ分かるじゃん。ほれえ見てみい明らかに昨日よりか減ってるら。」
「おお減ってるのう確かに。だでなんでそれでわしん飲んだって決めつけれるだ?」
「とぼけるのもいい加減しなよを。あんた以外に誰ん飲むっつうよお。」
「わからんよお。どろぼー入って飲んでったかもしれんし子供ん試しに飲んだかもしれへんじゃん。」
「言ってて虚しくない?ええかげんにしんとほんと怒るにー。」
「・・・ごめんなんしょ。」
「あやまりゃ済むと思ってんの。ほれ、こないだなんつったか憶えてるらあ。」
「なんか言ったか?」
「今度迷惑掛けたらいいとこのめし食いいかしたるっつったじゃんか。今日連れてきなよお。」
「そうだっけか。」
例文音声はこちら