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遠州弁の箱

遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります

遠州弁かるた 下の句いろは順

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遠州弁かるた 下の句いろは順

*い 「座らしゃあ 尻ん下んが みしみしと 

             いみりん入って 視線がど痛や」

*ろ 「おっとさの まねしてばっかじゃ あんたねえ

             ろくな大人に なりゃせんにい」

*は 「参観日 うちのがきんちょ きぜわしい

             はしはしいごけ ちゃんと前向け」

*に 「あんたねえ ちゃんとやんない ゆわれたら

             にしゃにしゃしてて ばっかおこれる」

*ほ 「本やらや ほかし投げては ほうらかし

             ほっぽらかいてで ホントしょんない」 

*へ 「普通はや 所構わず 出しゃへんに

             へこきむしだか おんめえわよを」 

*と 「構わすけえ どんぶるかろぉが これんいい

             とんじゃかないだで 気にしんといて」 

*ち 「ちんたらと 歩くっとったら ひっころび

             血いが死んだだ あおたんこさう」

*り 「話しはや 通ぜはせるだぁ なんか妙

             りんとゆうだは 湖西か三河」

*ぬ 「わししっか わしにやりゃしゃあ あっちゅう間 

              ぬしゃあゆうほど 出来もしもへん」

*る 「るが出んで 語呂をいぜくり 茶あ濁す

             類は友呼ぶ ルイ鳩も呼ぶ」

*を 「間違えた ああゆやあこおゆで つくろすも

             をたをこくほど 度壷にはまる」

*わ 「やたらくしゃ 噛むのをやめぬ うちの犬

             わしんゆうても 聞きゃあせんくて」

*か 「本日は お日柄も良く おめでとな

             かがぬけるだで はよ飲みまいか」

*よ 「通り雨 洗濯もんを ちゃっと寄す

             呼ばりもせん猫 寄せたもん乗る」

*た 「恐縮し 世間話しで 歳い聞く

             ためだと分かりゃあ なめた物言い」

*れ 「当番だで どぶんさらいに 行ってやぁ

             レース行くだで 今日も勘弁」

*そ 「おんしゃやあ なにょう寝言 こいとるだ

             そんだだこたあ あらすかやなあ」

*つ 「運動会 頼むで明日はと 願い事

             つるくいとくは 逆さてるてる」

*ね 「残業で 不規則続き 寝不足で

             ねぶつんでけたと ひゃあひゃあぶーたれ」

*な 「なまかあは あの手この手で いごきなし

             なんしょかんしょで やりゃあせんだよ」

*ら 「時間だに 人が来んくて 練りでけん 

             らっぱふかしゃあ すぐ集まるらあ」

*む 「むっすーに なんでなんでと 物聞かれ

             むつからしいんで いいとこまんじゅう」

*う 「さっきいは あっただけえがあ どこいった

             うわっかあとか ひっついてんかな」

*ゐ 「締め切りん 明日ん期限が きいくさる

             ゐざりでやらすも 出来おおせんがぁ」

*の 「そんなんで 褒めすもんだで 調子こく 

             のぼせかあって ブタが木登り」

*お 「あれにこれ それにそっちで どれはどれ

             おぼわらんくて ついてけんだわ」

*く 「庭ん花  はあ咲いたらと 眼え凝らしゃ

             くさるけにある 雑草でめえんや」

*や 「囲炉裏火に 当たるスルメの 香ばしさ

             やあこくしたで 喰うてみよやあ」

*ま 「あれなによを なんでこれっぱか しか持ってこん

             まるさら全部  持ってくるだよ」 

*け 「朝起きて 時計を見れば あれやばし

             けったーこいで ちゃっと飛んでく」

*ふ 「あんたねえ 早起きせるにと ゆったじゃん

             ふかしこいただ? 早よ起きよやあ」

*こ 「夏休み 宿題残り こりゃおえん 

             こらしょとあるで ねえてんだってやあ」

*え 「床えがみ まっつぐ歩くる ことでけん

             えごえごやごい 家の廊下わ」

*て 「いや別に 気にもしてんと 嘘こくな 

             手えをにぎらす ことすらでけん」   

*あ 「髪伸びて うっとおしいんで 床屋いく

             あたま切りいく パーマもあてすか」

*さ 「当番を なんのかんので 逃げくさる

             さっつけさすまね さしゃあせんにい」

*き 「信号は あおは進めで あか止まれ

             きいなくなったら 進んじゃかんだか」

*ゆ 「温泉に ちゃっとひたろと ドボンのさ

             ゆうちんちんで あたあたあちょを」

*め 「ちっこい字 はならかいても 寄らすとも

             めえよをめえんで やっきりこくだよ」

*み 「通信簿 親ん見しひん いい訳は

             みいひんくても こまりゃせんらあ」

*し 「これ何よ これはなによって 聞いてるじゃん

             しいらんやあとか いわしゃへんでね」

*ゑ 「Oh!YEAHと 同じ感じで のういゑ

             馬鹿いやゑも おんなしだいね」

*ひ 「今日着たは 年に数度の 勝負服

             ひんしょったかあ ありゃあせんらあ」

*も 「ぞんざいに ほかいたもんで かたいたが

             燃しはしてんで ある筈だあれ」 

*せ 「あのなあが 熱がこもって 馬鹿っつら

             せんひき持って ちゃんちゃんばらばら」

*す 「まかしょうと 言ったあええけど でけんくて

             すけんならんく なによを駄目じゃん」

*ん 「上げるでな せえのの声出し 持ち上げす

             んともすんとも いごきゃせんがね」

一応この手はこれで完成形ということにして、後はちろちろ修正してくことにしよう。間違いなく子供向けじゃない。全部とは言わないが殆ど野郎言葉なので中年以上の男的表現になった。レベル的には日常会話に色つけた感じ。

なお、イントネーションは遠州人でなければ発せられないよう工夫したつもりなので和歌風に詠うとよかあない。

訳はあえてつけないので近くの遠州弁の使い手かコメントで質問してつかあされ。

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