遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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「のえ」は共通語だと「のう」・「ねえ」
「なや」は共通語だと「なあ」
と言う風になるのであろうか。もっともこれらが遠州弁かどうかは疑問ではあるが。
「今日はなんかさぶいのえ。」(今日はなんか寒いねえ。)
「今日はなんかさぶいなや。」(今日はなんか寒いなあ。)
「のえ」を使う場合は相手に問うている勢いになり、「なや」は感想を発してるという勢いになる。
使い方としては「のえ」は高齢者が使う頻度が高く、「なや」は幅広い世代で使われるという違いがある。基本的には遠州弁では男言葉のような気がする。
「なや」を強調した表現が「なあやあ」(なあおい)になるかどうかは定かではないが、「のえ」が「のえやあ」と強調されることは無い。無いのだが「のういぇえ」(のうええ)が簡略化されて「のえ」になったのかもしれない。あくまで想像で根拠は無い。
「なあやあ」も「のういぇえ」も意味としてはそう思うだろ?という同意(意見)を求める表現になる。
「冨士の白雪ゃの~え」とか言う唄の「のーえ」と「のえ」は同じかと思われる。なので遠州弁的解釈で訳すと「冨士の白雪はねえ。」ということになる。
他の表現でいうと
「さぶいしー」・「さぶいわあ」などなど幾らでも出てくる。
さすがに「さぶいのし」・「さぶいづら」とか言う人はここいら辺にはいないが。