遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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「ほい、ちょっとあんたさぁあ、今週あんた当番だに。知ってる?」
「え~、そうだっけか。来週じゃなかったっけ?」
「ちがうよを、あんたさあ何言ってるよを。今週だにあんた。」
「ふんとにい?、いやだやあ、何にも準備しとらんよを。」
「あんたねえどうせるよを。はあ明日だに。あんたエラくのんびりしとるもんでもしやと思って一応声掛けただけど。これじゃ間に合わんらあ。どうせるよう。」
「どうしよう。ヤバイじゃんねえ。困ったやあ。」
「私やAさんとこはまあええけど、Bさんこういうこと、こうるさいでねえ。忘れてましたじゃ済まんにい。」
「だよねえ。どうせよを。」
町内会の持ち回り当番についての会話例。
「そうだっけか」は(そうだったっけ)
「ふんとにい」は(本当に)
「こうるさい」は(口やかましい・細かい)
「どうせよを」は(どうしよう)
「あんた」は女性がよく使う言い回しで野郎も使うが、野郎は「おまえ」の方が一般的である。「あんたさあ・お前さあ」は(話しがあるんだけど)
「あんたねえ・お前なあ」は(あきれてる・あのねえ)・「あんたさぁあ」は(つかぬ事を聞くけど・ちょっと聞きたいだけど)的なニュアンスを含む場合もある。結構「あんた」と「ほんと」は頻繁に使われるが、意味合いが使い方によって違うので単純に(あなた)・(本当)とだけ解釈してはいけない複雑な言葉である。
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