遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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関西人は「アホ」は気にならんが「馬鹿」には怒れるらしい。
名古屋人も「たあけ」は気にならんが「馬鹿」には馴染めない。
遠州人は「馬鹿」は屁とも思わないが「アホ」も「たあけ」もムッとする。
屁とも思わないのは意味のない調子合わせのようなものだから。
そういう言葉は他にもある。
「あんた」・「ほい」・「ちょっと・ちょい」・「あれえ」・「やあ!」・「ほんと」
ホントに意味はないので真に受けないことが遠州弁のヒアリングの極意でもある。共通語の「あのう」みたいなもんであるが気には障る時もあるが致し方なし。
例文
「あんたあれだにいこないだ。最近ちいとも顔見せなんだだにそれがあんたやあっとかぶりにでさあ。そんがあんたあれよーきんのうひょいと顔出して来たもんでえ『あれえどうしたよーあんたぁ。』つって声掛けだだに、ほいたらあんたボケただか知らんがあんたそっぽ向かれただよお。ちいとやっきりこいただよおホント。」
(こないだね、久し振りに昨日顔見せたもんだからちょっとびっくりして、「ひさしぶり。」って声掛けたんだけどね。無視されちゃって忘れられたのかとついムっときちゃった。)
例文音声はこちら
「にちがく」と「がっき」どちらも地元浜松ではヤマハ(旧社名は日本楽器製造)のことを指す。浜松をヤマハの城下町と呼称されても当たらずといえども遠からずのパワーを有している。ただしスズキなどもあるので断言は出来ないが。脱線するがスズキは旧浜名郡可美村高塚に本社があって可美村が浜松と合併(1991年)するまでは浜松の企業と言うイメージが薄かった。それでも世界的企業に住所が村ではイメージに関わるのかパンフレットの申し込み先住所は浜松市外高塚となっていたような記憶がある。
楽器(がっき)のイントネーションについては芸能人の新垣さんの愛称「ガッキー」の「ー」を抜いた感じの「ガッキ」と同じイントネーションとなる。共通語と同じイントネーションの場合はもちろん演奏道具としての楽器を意味することになる。
楽器製造については浜松には河合・東海楽器・ボス・鈴木楽器等数社あるが「楽器」と言えばヤマハのことを指す。余談だが最近ではローランドも浜松に来られて楽器製造の街であることは事実。だがミュージシャン輩出というか音楽発信の街かというと左程でもないのが実情か。上原ひろみさんと鈴木重子さんが浜松出身としては有名ではあるがアクターズスクールみたいな量産するようなシステムはなく、必然ではなく偶然輩出した逸材という印象が強い。余談の余談だがお二人とも高校は北高出身である。浜松で北高となればエリート派閥であり、これだけでなにかと見る眼と扱いが違う程頭が良い証(ステータス)である。
日楽浜松といえば鍛冶町にある店舗のことを指すことになる。最近リニューアルされて景色が変わった。まだ行った事は無いので外見しか知らない。以前(大分昔)だとイケヤは小生意気なガキが闊歩できる庶民的なレコード屋さんで、日楽浜松は音楽そのものの教養がないとちと恥ずかしいと感じる敷居の高さがあった。これは上の階とかで音楽教室とかがあって聞くだけのど素人では闊歩しづらかったのである。聞いた話しで確証はないがピンクレディになる前のお二人がこの音楽教室に通っていたらしいということを耳にしたことがある。くどいようだが噂で聞いた話し。
クレームの要因として多い理由が「接客態度が気に入らない」。そういう理由で何様だお前と思えるようなクレームをつける輩が多いらしい。
物の言い方だと、関東辺り(全国的にか)では語尾に「~なんでえ」とか「~ですからあ」とかがつき、尚且つ語尾が上がると聞いてるほうは大抵ムッとくるらしい。
そう考えると、遠州弁は基本語尾が上がる特徴がある。しかも「だもんでえ」・「じゃん」も使う。関東圏で遠州弁駆使するとあいつの態度はなんだと必然的に突き上げを食らうと言うことである。親愛の情ととるか馴れ馴れしいととるか喧嘩売ってるととるかでエライ違いはあるがそこのところが関西弁のような全国公認の方言として通用しないところなのであろう。
確かに基本遠州弁はため言葉なので、年下のガキに遠州弁丸出しでしゃべくりまくられるとムッとする時がある。同じ遠州人でさえそう思える時があるのだから他所の衆らには尚更なのであろう。
そういう風に遠州人自身もいらっとさせるらしいという自覚はあるので、同じ遠州人同士でも他人行儀の関係では遠州弁は使わないようにしている。
だもんでえ(なので)他の地域の人が遠州弁耳にすることは普通はない筈。もちろんイントネーションとかは直らないけど少なくとも本人は共通語を話してるつもりではいる。筈。少なくとも私もそう心掛けているつもりだが何故か書き言葉にすら遠州弁が乗り移っているらしく、時々私の書き込みは他の読み手の方にいらっとさせるらしい。自覚がない分始末に終えないのだが言い回しというか文法が違うのであろうか。どうも意図が確実に伝わってないらしい。ま、私個人の資質の問題でもあるんでしょうけど。
ということはともかくとして、遠州弁覚えて得することの利はかように少ないのではあるが、昔ながらの表現がまだ生きている旧式な日本語という側面も若干はあり、暇つぶしにはなると思われる。繰り返すが遠州弁憶えると異性にモテるとか云う効能は全く無いし、関西弁みたく空気が和む訳でもないし廣島弁ほどかっこいい(勇壮という)訳でもなし、古文に強くなれるかと云うとそれほど古くも無いのであくまでも暇つぶしにしか過ぎない。
*遠州弁で日常の出来事を書く。もちろん遠州弁は話し言葉なので誰かに伝える(言う)ような書き方となる。
金ん無くなったもんでやあ。局おろせえ行っただよお。ほいたらどこぞのあんちゃあががんこ長いこんATMえぜくってて開きゃあせんくて、やあっと時間喰って待たされただよお。
ホントなにせえきただか知らんがなんしょ後ろで待っててど怒れたやあ。
*共通語訳
財布の中が乏しくなってきたので郵便局に貯金下ろしにいったんだ。そうしたら見知らぬお兄さんが物凄く長い時間ATM操作していてね。なかなか順番が回ってこなくて随分と待たされてしまったよ。
何をしてたのかは分からないけれどとにかく後ろで待っててイライラしたよ。
例文音声はこちら
*遊びついでになんちゃって古い日本語で(もちろんええ頃加減)
懐具合寂しくなりたるが故郵便局にて預金下ろさんとす。我が順番目前にて我が前の利用者たる見知らぬ青年長きに亘り自動預金支払機使用したり。意に反して待ち時間費やさすその長々と機械占有せしむ手際の悪さに憤慨す。
*調子こいて文学調で
何に使ったのかすら記憶が無いにも関わらずいつのまにか財布の中が寒くなっていた。補充するが心の安心(温もり)を得る事とばかりになにはともあれそそくさと郵便局へと向かう。普段めんどくさがりな癖に煙草と飯と財布の温度の事にだけはこまめな自分でありそれを恥じる気持ちは毛頭ない。
郵便局にはそれほど通い馴れている訳ではないのだが大まかな所要時間はそれなりに頭の中で算段を立てることは出来る。いつも通りの並びの列でこれはいつもの所要時間で済むだろうと判断する。二人三人とスムーズに列が捌けて行き、さて次の次が私の順番となった。そそくさと済ませれるようにと通帳出したりと些細な準備をして次を待った。
私の前は当然ではあるが見知らぬ青年。歳は20代か。薄青いワイシャツをズボンの中にしまわず尻尾出して纏いズボンは当たり前のGパン姿。小奇麗でも不精でもなく髪も長くもなく坊主でもなく。まあ普通の青年であろう。彼が取り出したのは通帳ではなくカード。ATMの機械が「いらっしゃませ」と挨拶する。じろじろ見るのも失礼だという感性は私にもあるので他に目線をやって暫し待つ。色んなポスター等の掲示物を読むでもなく眺める。
もう済んだかと思い目を前に向けると、「いらっしゃいませ」と機械が又青年に向かって挨拶してる。なんだかなあと思いつつも再び遠くに目をやる。
もう一度暫くして流石にもういいだろうと踏んで前を向く。するとまたまた「いらっしゃいませ」という挨拶が聞こえてくる。お前は宮○アニメか。新作出る度何度テレビ放映すれば気が済むんだとおかしないちゃもんをつけたくさえなってきた。今度ばかりはなにやってんだという気が湧いてきているので正視して青年の手順を伺った。操作方法が分からなくてやり直しばっかしてるようなどんくさい奴ならむかつくぞという面持ちで視た。多少イライラオーラを送りつつ視てるとその情念が伝わったのかようやく財布から金を出し始めた。どうやら払い込みを所望しているらしい。だが札や小銭の入れる場所が不如意らしく右往左往してるのが見て取れる。
駄目だこりゃ次いってみよう。ってな具合になればちゃんちゃんで済むのだがこれは現実。不幸は重なるもので別の一台は故障の張り紙がしてある。痺れを切らしたのか日本語が読めないのか後ろで順番待ちしていた女性が故障中の機械の方にと向かう。こんな訳の分からん行動を取らせる原因を作った青年はいっさい後ろを振り向かず操作に没頭していて後ろの苛立ちには気づいていないときたもんだ。
結局何回機械は青年に「いらっしゃいませ」という無機質な挨拶をしたのだろうか。数えるのもあほらしくなるくらいその声を聞いた。下がる(諦める)訳でもなく係り員呼ぶこともなくとにもかくにも彼は払い込みを終えた。やれば出来るじゃないかという気にはとてもなれない。
待っていて疲れた。そして怒れた。外人さんやおじいおばあならともかくどう見ても税金たんと払って日本を支えよ若者よといった風の普通人間がなにしてんだと怒れた。でもホントはそいつの事がというのではなく、ほんの5分もあれば済むだろうと思ったのが20分もかかってしまって自分の思い通りに事が進まないことに怒れた。ただそれだけ。最近は日が暮れるに早い。夕暮れ時に郵便局に入り用を済ませて郵便局を出たらすっかり暗くなっていた。なんだかなあ。
「ぎゃーつく言われる」 激しく注意される状態の場合が多い。
「ひゃあひゃあ言われる」 感情的にきつく言われる状態の場合が多い。
「ぎゃんぎゃん言われる」 ぎゃーつくとひゃあひゃあが入り混じった状態の場合が多い。
「ねちねち言われる」 重箱の隅をつつくようにねちっこく言われる状態の場合が多い。
「とやかく言われる」 いちいち意見を言われる状態の場合が多い。
「ぐずぐず言われる」 納得してない奴があわよくば的な時に言われる状態が多い。
「うだうだ言われる」 やり方が納得してないような時に言われる状態の場合が多い。
「なんしょ言われる」 なにやっても言われる状態。
「ぶつくさ言われる」 愚痴を言われてる状態。
「じくじく言われる」 小声で聞こえるか聞こえないかの大きさで愚痴を言われる状態の場合が多い。
「ぶちぶち言われる」 露骨に厭味を言われてる状態の場合が多い。
「きゃんきゃん言われる」 小型犬の泣き声のような五月蝿さで言われる状態。
「馬鹿言われる」 凄く言われる状態。
「えらい言われる」 同上。
「がんこ言われる」 量を多く(膨らませて)言われる状態。「がんこな言われよう・ずいぶんな言われよう」という言い方もある。
「えらく言われる」 同上。
「きっちし言われる」 はっきりと言われる。
「あとで説教」 ひとまず落ち着いたらきつく言う。
「だあだあに言われる」 これでもかといくらい際限なく言われる。
「ばかばか言われる」 同上。
「こらしょと言われる」 ほぼ同上。
「ちくっと言われる」 蜂の一刺しっぽく言われる状態の場合が多い。
「ちいと言われる」 少し(ちょっと)言われる。
「なあなあに言われる」 馴れ合い(どうでもよく)で言われる。
「をたこかれる」 冗談言われる。
「けちょんけちょんに言われた」 立つ瀬が無いくらい言われる状態。
「ふんぞりかあって言われた」 エラそうな態度で言われた。
「とんじゃかなしに言われる」 お構い無しに言われる。
「白目剥いて言われる」 怒って(三白眼で)言われる状態。
「ちゃっと言われた」 直ぐ言われた。
「やいのやいの言われる」 せっつかされて(口うるさく)言われる状態。
「見もせんと言われる」 見もしないで言われる。
「ここぞとばかりに言われる」 チャンス到来と言わんばかりに言われる。
「あじゃあじゃ言ってた」意味(理解)不明なこと言ってた
他にも色々とあろうが思い出したらその都度書き足していくということで。