遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
ゆで卵のこと。
茹でる(ゆでる)を「うでる」と言う。もちろん人それぞれで、小さい頃どっちを言うのかクラスで聞き回った記憶があるが、確か半々くらいだったような。一応「うで」というのははしたないとされている風潮はある。
身が「うだる」のだから「うでた」でいいじゃないかというなんのこっちゃといった意見もある。
地域的にも遠州限定の表現ではないだろうが、まあ一応こういう人もいると云う事で記載。
例文1
「うでたまご喰うけ?」
「黄身んパサパサのなら要らんにい。」
「半熟のドロドロけえ?わしあんまし好きくないやあ。」
「そこまでとは言わんけど茶ぁとか欲しくなるようなのは勘弁ね。」
例文2
「今日うだるけに頑固暑いで、卵外んだいといたら勝手にうでてるかもしれんにい。」
(今日はうだるような暑さだから、卵外に出しとけば茹で上がるかもしれないね。)
「じゃ試しにやってみいや。」
「冗談だよ。」
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