遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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遠州で使われる言葉としては二つ考えられる。
ひとつは、お外のおんも。ほとんど幼児向けの言葉で大人同士で交わす際の表現ではない。これは共通語か。
もうひとつは、重いのおんも。「重っ」という言い方に近いはしょり系の表現であろう。ちなみに個人差はあるが感覚としては「重っ」よりも「おんも」の方が重さがあるような感じになる。はしょらずに言えば「おんもい」。イントネーションは当然お外のおんもとは異なり「も」を強く言う。別の言い方では「「どぉもい・どんもい」とかがある。
例文
「家ん中ばっかいんとおんもで遊んできない。」
(家の中にばかりいないで外いって遊んできなさい。)
「だっておんも出たくたって戸がおんもくて出えれやへんもん。」
(だって外出たくても戸が重くて出れないもん。)
「まあ家ん古いもんだでそこらじゅうやごくてえごえごしてるでの。でぬくいかあ。」
(まあ家が古いからそこいらじゅうへたって軋んでるからなあ。出づらいかあ。)
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