遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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同音で、片付けると言う意味の言葉と仲間に入れると言う意味の言葉の二つがある。
漢字で表わすと、片付けるはおそらく「片す」で、仲間に入れるは多分「加担す」と想像される。もちろん根拠は無くただの想像。
「仲間に入れて」を「かたして」、「仲間に入れる」を「かたす」などと言う使い方。
例文1
「この荷物どこ置きゃあいい?」
「そこらへんおいといて。」
「おいといてってあんたあ置く場所かたさんとありもしんに。どうせすでえ。」
「ゴミじゃないけど今使わんもんばっかだで適当に寄せといてくれりゃいいよ。壊れるもんもないで。」
例文2
「わしこっちにまぜてくりょー。」
「おめえかたすともこうブーたれるで駄目でえ。」
「なんでえ随分冷たいじゃん。」
「見てみいやあ。あっち。今でさえ弱っちいだでえ?おめえこっちきたらけちょんけちょんで勝負んなりもしん。」
例文3
「部屋かたしない。どこに足おいていいだかわかりゃあせん。」
(部屋片付けなさい。どこを歩いていいのか分かりゃしない。)
「入らにゃいいじゃんか。」
(入らなければいいじゃないか。)
「そういう問題じゃありもしんにぃ。」
(そういう問題じゃないでしょ。)
音声はこちら