遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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ちょっかいをだす・相手をする・あやすなどと言うニュアンスの言葉。
「かまってられない」と言う風に言葉そのものは共通語であって方言ということではないが、使い方が他所の地域とは異なっているのであろうか。自覚はない。
共通語の「かまう」は関わるというニュアンスであろうが。
遠州弁は「犬をかまう」とかいう風に使うので「関わる」とはニュアンスが異なる。この場合では、あやす・じゃれる・たわむれるという相手にする仕方ももちろんあるが、棒で突くとか石投げつけるとかでも「かまう」を使うこともあり、一概にいい意味使いの表現とは限らない。
大きく言えば「相手をする」ということであろうか。
例文
「今からお出かけせにゃならんだであんたあ。よそいき汚れるで犬かまうじゃないにい。」
(今からお出かけするんだから。犬と遊んで外出着汚さないでよ。)
「だってえ。こういう時に限って尻尾振ってとんでくるだにい。いつもこん癖にい。なんでかねえ。」
(そんなこと言ってもこういう時に限って尻尾振って走ってくるんだよ。いつもは寄ってもこないくせに。どうしてだろう。)
「知らんやあ。なんしょ汚いたら怒るでねえ。」
(知らないよそんなこと。とにかく汚したら怒るからねえ。)
「犬にゆってやあ。」
(犬に言ってよそういうことは。)
例文音声はこちら