遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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空き缶のこと。「かんかん」と云う表現の方が一般的だったかもしれないが、まだ中身が入っているものを「かんかん」と呼んで中が空になったものを「かんからかん」という使い分けをしてたような気がする。それに蹴っ飛ばすなら「かんからかん」の方がしっくりくる。宙に舞って地べたに着いた時の音のスケッチにも思えるところだし。そう思ってるのは私だけ?
例文
「昔しゃあかんからかん蹴っとばいて、よう缶蹴りとかして遊んだなあ。」
(昔は空き缶蹴って、缶ケリとかしてよく遊んだよなあ。)
「釘で穴んふたつ開けてそんでそこんさあに紐通いて履き物にして竹馬みたくしても遊んだよなあ。」
(釘で二箇所穴開けて、そこに紐通してそれ履いて手で紐操って歩いたりして遊んだよなあ。)
「おお!そういやあそういうのもあったなあ。」
「工作得意な衆らはかんかんの蓋で手裏剣とかこさえてたし。」
(工作が得意な奴らは空き缶の蓋加工して手裏剣とか作っていたし。)
「あれ危なかったよなあ。」
「銀玉よりかやばかったもんなあ。」
「2B弾も怖かったけどやあ。」
「話しぁ変るけどマブチのモーターでスクリューんなってる奴あったらあ。」
「ああ、戦艦とかの船底に吸引ゴムかなんかでつけて不稼動の観賞用を稼動にさしたやつな。」
「あれんよーはずれて魚雷みたいになって沈んじゃったよな。後で池かっさらうの往生こいたもん。」
「校舎の中庭の池だらあ。先生にめっかると五月蝿いもんで確かに往生こいたわ。アニキの勝手に持ってって後でどんじかられたりな。」
「金持ちおっただか知らんが自分のじゃないもんまでめっかってどれん自分のだか決めるのに頭使ったなあ。」
「タミヤのウォーターラインシリーズとかでやった?」
「あれ直ぐ逆さんなるもんで駄目だったような記憶があるよを。殆ど潜水艦状態だったしい。」
「ほうかね。」
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