遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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「くちつけたもの」。「器に口を付ける」つまり飲食中の食べ物という事。「箸をつける」と同じ用途。
「箸つけたの」であれば「食べかけ」を指すが
「くちつけたの」であれば「食べかけ」の他にも「飲みかけ」も指す。
「つける」を漢字で書くと「付ける」であろうかな。
「唾付ける」という言い方もあり共通語だとは思うのだが「くちつける」で検索しても接吻系しかヒットしないので、もしかしたら地域性があるのかもと思って記載。
まあ、勘違いでしょうけど一応ね。
味噌は「の」=「もの」という事か。それの実用例。
例文
「や、のど渇いたでここんさあにあるジュース飲んでいい?」
「それわしくちつけたのだで水汲んでくるで待ってない。」
「もう飲めりゃなんでも構わんでええって。」
「つうかそれジュースじゃなくて薬溶いたのだもんで。」
「うそっ!やあはあ遅いわ。飲んじまってえ。」
「あ~あ、知らんにいどうなってもを。」
「なんの薬よを。」
「便所は友達。」
「う~腹ん痛くなってきた。」
「気のせいだら。んな早くになんか効きゃあせんにい。」
例文音声はこちら