遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
「よどむ」は漢字にすると「淀む」と「澱む」
「こどむ」とは普通の使い方からすると「下に溜まる」ということであるので「こどむ」を漢字にすると「澱む」というのがしっくりくる。(が、もちろんそうという事実・根拠はない)
話しがちょっとずれるが
「よどんだ空気」だとこもった空気という事になる。
「こどんだ空気」という言い方は普通しないが「空気がこどんでる」だと有り得るからあら不思議。
話し戻して「よどむ」で辞書を引くと
「澱む」{自動詞五段活用}①流れがとまったり波が立ったりしないで、動きの無い状態を保つ。②液体中の物が沈んで、底にたまる。(水がよどむは淀むとも書く)。とある。
「こどむ」も意味はまんまこの通りなので単純に「よ」が「こ」に変化したものと考えられそうではある。ただし「こどんだ空気」は普通言わないといったように使いどころについては違いはありそうである。
例文
「やあばかっつらなにするだあ。」
「部屋の空気んこどんでるもんで窓開けて入れ替えただよ。」
「勝手にすんなやあ。紙んそこらじゅう舞っちゃったじゃないかあ。」
「きちんと片づけしん方悪いだよ。」
例文音声はこちら