遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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「こんな少し」・「この程度」・「これしき」などということになろうか。
「これっぱか貰ったって嬉しかない」
(こんな少し貰ったって嬉しくない)
「ちっとばか」は「こんな少し」・「これくらい」・「些細な」などというもので「これっぱか」と似ているが
「ちっとばか貰ったって嬉しかない」
(少し貰ったくらいじゃ嬉しくない)
といったようにニュアンスが変わるし、使いどころも異なる。
どちらにも共通しているのは、十分ではないという意識というところであろうか。
例文
「やあ、さっきいすっころんでひざ擦りむいたとこどいてえやあ。」
(あ~もう、さっき転んでひざ擦りむいたところが凄く痛むよう。)
「なにい見せてみい。ってこれっぱかどうってことないじゃん。」
(どれ見せてみなよ。って大した傷じゃないじゃないか。)
「なにゆってるよを、痛いもんは痛いのっ。」
(そんなことない、痛いものは痛いのっ。)
「あんたねえ、ちっとばかのこんでひゃあひゃあゆっちゃかんて。」
(あのねえ、ちょっとのことを大袈裟に言うんじゃないよ。)
例文音声はこちら