遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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刺さる(ささる)。別にまんま共通語であるが使い方が多少他の地域とは異なる。場合がある。
「車がガードレールに突き刺さっていた。」の場合
「車んガードレールにささっとった。」
「車が田んぼに落ちていた。」の場合
「車ん田んぼにささっとった。」
普通棘が刺さるとか釘が刺さるといったある種鋭利な感じのするものに使うような気がするのだが、遠州ではありえないようなもんでも「ささる」を使う。無理矢理とか強引に入ってる状態と言う場合でも使うときがある。鋭利な表現にしたいときは「突き刺す」と言うのが一般的。
同じような表現に「くすがる」というがあるが、これとの使い分けとかは曖昧に思える。
ちなみに、犬神家の人々の有名な湖に足が浮かんでるシーン。あれを遠州弁で言うと、「湖に人ん頭からささっとって足だけ出とった。馬鹿ひょんきんやあ。」となる。