遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
共通語だと「とろとろ・もさもさ・ぐずぐず」辺りが近いニュアンスになる。うろちょろというニュアンスもある。「ちょろちょろ」もニュアンスありかもしれないが「ちょこちょこ・ちょこまか」はなし。
ちなみに遠州人は方言だとは露ほどにも思っていない。私もそう思っているこれは全国共通だと。「しょろしょろしとるとぶっさぐるにい」とかになればこれは遠州弁丸出しだというのは自覚してるが。
例文
A「やあ、しょろしょろしとらんでちったあ手え動かせやあ。」
(おい!うろちょろしてないで手を動かせよ。)
B「なにやってええだかわからんだらあ。」
(なにしていいのか分からないんじゃないの?)
A「見てりゃなにせりゃいいかぐらい分かるらあ。甘やかいちゃかん。」
(見てればなにすればいいのかくらい分かるだろう。甘やかしちゃいかん。)
C「いやあわし客だけど一応。」
(あのう自分一応客なんですけど。)
A「だでなんでえ、ふんぞりかあってちゃかん。てめえのもんてめえでなぶらんで愛着湧くだか?」
(だからなに?ふんぞり返ってちゃ駄目だよ。自分の物を自分でいじらないで愛着なんか湧くのかい?)
B「わりいね。うちこおゆう店だで。」
(悪いね、うちはこういう店だから。)
例文音声はこちら
多少誇張はあるが、実際に昔のバイク屋さんでこういう雰囲気のお店に客として世話になったことがある。一理あるが怖かった。でも勉強には確かになった。さすがに「しょろしょろしとるとぶっさぐるぞ。」(とろとろやってたらぶん殴るぞ。)とか言われるようなことはなかったがやっぱびびりはあった。でもやっぱ勉強にはなった。今思うと自分の無知ゆえに周りのレベルについていけなくて自分自身がこの輪の中にいていいのかとびびっていたのかもしれないと思えてくる。