遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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「そのようなこと」という意味。
「そのようなもの」だったら「そんだだもん」となる。
「ふんだだこん」という言い方とどう違うかというと意味的には大きな違いはなく使い分けも個人差があるので一概にこうだとは決め付けられないところがあるが「ふんだだ」の方がより遠州弁っぽくなることは確かであろう。私的には「ふんだだ」の方がより感情的っぽさが増す感じに聞こえるのだが。言えることは「そんだ」=「ふんだ」ではないであろうということ。上手く説明できないけど。
言い方で「そんなはずはなかろうが」と言いたい場合は「そんだだこたああらすか」ということが多く、「ふんだだ」を使った場合には「そんなことはねえよ」といったニュアンスの違いがでるように思える。
男女兼用の言葉である。
例文
「そんだだもん誰が信じるか。」
(そんなこと誰が信じるかよ。)
「まあまあそをいわすとを。論より証拠っつうじゃん。」
(まあまあ落ち着いて。論より証拠って言うだろ。)
「屁理屈すらおんしゃこいてもしんに。」
(お前屁理屈すら言ってないだろ。)
「ほいたら鰯の頭も信心から。」
(それじゃあ鰯の頭も信心から。)
「信じんわあそんなあ。」
「信じるものこそ救われる。」
「だで信じちゃいんて。」
(だから信じてないって。)
「いいじゃんなんしょやらまい。」
(いいじゃないの。とにかくやろうよ。)
「やなこってえ。」
(御免だね。)
「冷たいじゃん。どをしたよを。」
(つれないなあ。どうしたんだ一体。)
「どをもこをもねえわあ。なにょう根拠に絶対だって決め付けれるよを。」
(冗談じゃないよ。何を根拠に間違いないって言い切れるんだ?)
「この道ン十年の勘を信ぜやええだあ。」
「そんだだもん誰が信じるか。」
「まあまあそをいわすとを。」
例文音声はこちら