遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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「モテんモテんっていっつも嘆いてるけどさあ。あんたねえそんなぶしょったいかっこばっかしてるもんだでモテんの当然だらぁ。」
(もてないもてないっていつも嘆いているけども、お前ねえそんな見れたもんじゃない格好ばかりしてるからもてないのも当然だよ。)
「うっさいなあ。だでなんだあ。文句あるだか。」
(うるさいなあ、いいじゃない別に。もうほっといてくれよ。)
「普段の自分を好きんなってくれる人現われるん待つなんて甘いこと思ってんじゃないらねえ。」
(普段の自分を好きになってくれる人が現われるのを待ってるなんて、まさかそんな甘い事考えてるんじゃないんだろうねえ。)
「だで」はもちろん「だもんで」(だから)の略形。
例文
「なによーあんたあそんなどぶしょったいかっこして行くだか?」
(ちょっと、あんたそんなおかしな格好して行く気なの?)
「だでなんだあ。ちょっとコンビニ寄るだけじゃんかあ悪いだか。」
(だからなんだよ。ちょっとコンビニに行くだけだろ悪いのか。)
「あんたねー、人目っつーもんがあるだで、きちんとしてってやあ。」
(あなたねえ、人目というものがあるんだからちゃんとしてちょうだいよ。)
例文音声はこちら
街の中に住んでいる人は着てる服にあまり周りの目に対するこだわりというものが薄い。たまあにおめかしして街に出かける人は非常に周りからどう見られるかを気にするものである。だが少なくとも本人が意識してるほど周りは気にしないものである気がする。(男的目線)
ところが閑静なとこに行くと逆に本人が想像してる以上に周りは見ているのだから不思議なものである。もちろん面と向かって言われる事はないが尾ひれがついて自分のとこに巡り巡って戻ってくる感想と言うものになることが多い。
「壁に耳あり障子に目あり」独りになりたければ人ごみの中に行けということか。
だでなんだあといわれても、そう思ったまでですハイ。