遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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根が腐る。根っこまで腐ってる。腐りきる。もう本当にどうしようもないと言う意味。
単純に草木に対して「こりゃ はあ 根腐っとるで切るしかないらあ。」(これはもう根まで腐っているから伐採するしかないよ。)というように使う場合もあれば
「あいつぁ はあ 性根(しょうね)までねぐさっとる だで 何言ったって無駄。」(あいつはもう心の底まで駄目になってるから、何言っても無駄。)のように人に対しても使う場合がある。
とにかく根底まで腐った状態ということである。
例文
「なんで全員一致なんかにするよを。多数決でいいじゃん。」
「そうもいかんでえ。会長さんがそうしてくれっつうもんで。」
「なんしょ反対しくさるあいつんいるだで絶対まとまりもへんに。」
「あいつぁねぐさってるでなあ。みんなして決めるこんなんしょ反対だでなあ。」
「ほんじゃさあ意見交換でみんなしてあえて逆の事言って。あいつそれにひゃあひゃあいったらゆうこんもっともかとゆうこんでそこで決採ればどうだかいやあ。」
「やってみるけえ。そうなったらそうなったでああたらこうたら言いそうな気はするだん。やらんよりかはいいかあ。」
「他の衆にも声掛けとかんとな。」
例文音声はこちら