遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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下手くそという意味。厳密なニュアンスでいえば「下手な人」という感じとなろうか。
過剰に下手くそな場合には「どべたくそ」・「どべた」となり「どへったー」という表現はあまりしない。多少下手くそな場合は・・?・・なんて言ってるんだろ。「へぼ」かなあ。
遠州弁の特長であろう「たあ」と伸びるのが味噌。イントネーションは「た」を強く言うのがポイント。
「けったあへったあどべたくそ」と言うと語呂がいい感じがする野次である。
例文
「へったあだなあやあ。見ちゃおれんで かしょ。」
(下手くそだなあ。見てられないから任せろ。)
「わしやるでいいよ。手え出さんといて。」
(自分でやるからいいよ。手を出さないで。)
「そんなじゃ日い暮れちゃうにい。出来おせんくなるだで。ええでかしょ。」
(そんなんじゃ日が暮れちゃうよ。出来きらなくなるから。いいからかしな。)
「そんなこんゆってホイホイ任いてたら悔しいじゃんかあ。残業こいてでもやるでええよ。」
(そう言われてお気楽に頼んだんじゃ悔しいじゃないか。残業してでもやるからいいよ。)
「そうけえ。じゃわし今日サッカーみんとかんもんでちゃっちゃと帰るであと頼むにい。」
(そうかい。じゃあオレサッカー見なくちゃいけないからとっとと帰るから後は頼むよ。)
「あっ!今日サッカーかあ。わしも見たいやあ。ごめん てんだって。」
(あっ!今日サッカーやるのか。オレも見たいなあ。前言翻すから手伝って。)
「ひょんきんじゃん。おんしゃあプライドはどこいっただあ。」
(変わり身が早いなあ。お前ねプライドはどこやったんだ?)
例文音声はこちら