遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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「屁が出た」という言い方は遠州だと「屁んでた」・「屁えでた」・「屁、こいた」とかになることが多い。このほかに「屁」を「へっぷり」とも称するのでそのバリエーションは豊富である。オヤジ世代だと「へっぷり小金治」とかいうオヤジギャグもまだ意味が通じたりもする。
「屁」を使った言葉が結構あるが、どこまでが全国どこでも通用するのかわからないのでとりあず思いついた言葉を列挙。
「屁とも思わん」。なんとも思わない・動じないとかいう表現。
「屁にもならん」。なんの意味もない・なんの価値も無い
「屁にしかならん」頑張って捻り出しても無意味・無価値な用を成さないもの・努力した成果がない無駄足
「屁こき虫」おならばかりしてる人を茶化していう言葉。
「屁馬鹿にする」見下した感じで馬鹿にする様。必ずしも「へ」が「屁」かどうかは確定できないので勝手な想像ではあるが。共通語だと「小馬鹿にする」であろうか。ただし遠州弁だと小馬鹿(せせら笑う的態度・相手にしない)と屁馬鹿は意味が異なるが。
「屁も出んわ」なにも出せるものがないと開き直った様。涙も出ないの下衆バージョンか。
「屁っぷりけ」アップリケに近いという語呂遊び。アップリケしてる女子に「なにそれへっぷりけ?」とか言って男子がちょっかい出すとかいう手合い。もちろん大人がいうべき表現ではない。ちなみに「へっぷりけ」を共通語にすると「おならなの?」という意味になる。