遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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屁(おなら)を指す。まあ全国的な言い回しであろうが遠州でも使うよということで。
「へっぴり」を「へっぷり」つまりへっぴり腰をへっぷり腰などとはうちの集落では言わない。それだと遠州では腹に力入れると屁えばかりする屁コキ虫と解釈されてしまいかねない。他の地方では「へっぷり虫」と呼ばれる(多分カメ虫?)虫がいるそうだが遠州(うちの集落)では聞いた事のない虫の名である。
おならオンリーで使われてる印象が強い。屁と言う表現も遠州では「屁え」と言うことが多い。
例文
「やあ、屁えん出た。」
(いやあおならが出ちゃったぁ。)
「馬鹿っつらあ。なにおんしゃあへっぷりこいとるだあ。臭くてならん。」
(お~い勘弁してくれよお。こんなとこでおならするなよ。臭くて堪らないわ。)
「別に好きで屁えひってるわけじゃないでねえ。自然と出ちゃうだもんでしょんないじゃん。」
(意識しておならしてるんじゃないよ。自然に出ちゃうんだからしょうがないだろう。)
「ちったあ我慢っつうこと知れやあ。」
(少しは我慢するってことを憶えろよ。)
「出物腫れ物ところ嫌わずっつうじゃん。しょんないだよ、こうゆうのわあ。」
「へっぷりこいてるうえに屁理屈までこいてるだか。」
例文音声はこちら