遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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「頁」(ページ)の事。「じ」を「し」という事。遠州独特かどうかは定かではないが他所の人に言わせると遠州人は変わってるらしい。しかし確かにそう言っている。
何でと問われてもそうなんだから説明のしようがない。大抵どの数字の頁にでも「し」に変わるのであるが、私の場合「1頁」の場合「いっぺーし」ではなく「いっぺーじ」又は「いちぺーし」・「6頁」は「ろっぺーじ」又は「ろくぺーし」・「10頁」は「じっぺーし」にはならず「じっぺーじ」と「っ」が入る読みの数字には「し」にならないことがある。でも「じゅっぺーし」とはいう矛盾もあるいい加減なものであるが。
ちなみに遠州人全てがこう言うとは限らない。男女共用の表現。
例文
「あのやあ。6ペーシ目んとこさあ。意味分からんだけど何書いてあるだか分かるう?」
(あのさあ。6ページ目のところなんだけど。意味が分からないんだけど何が書いてあるのか判る?)
「おんめえはあ今10ページ目ん入ってるじゃんかあ。ついてこれてんだか?」
(あのなあもう10ページ目に入ってるんだぞ。ついてこれてないのか。)
「いんやあ。聞かすたあ思ってただけえがタイミング逃いてそれっきりんなっちゃってさあ。」
(いや~あの~聞こうとは思ってたんだけどついタイミング逃しちゃってそれっきりになってしまってね。)
「1ぺーし目から読み直しない。」
(1ページ目から読み直しなよ。)
「それんめいどいもんで訊いただけえが・・・。」
「あまいのっ。」
例文音声はこちら
追記
こないだテレビ見てたら岐阜の方でも使うらしいとな。