遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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お在所とは実家のことである。
新家(しんや)とは分家のことである。
本家(ほんや)とは本家(ほんけ)のことである。
間違えやすいのは、本家で、「ちっとほんや行ってくるでねー」となった場合本屋と勘違いしてしまう恐れがある。
他所から嫁ついで来た奥さんが亭主から「やあ、本家行って○○っつう本とってこいやあ」と言われ、「え~勝手に持ってきていいの?」「ええよワシ後でゆっとくで」と言われ、ツケがきくのかと本屋に行った奥さんは万引きで捕んまさった。というような悲劇を生むこともある。
注、「とんまさった」は「捕まってしまった」という意味。
例文音声はこちら
違いはイントネーションで
本屋は、HOnya
本家は、honYA
共通語の分家を「新家」と称するのは、本家が本流の家に対して新たに興す家という分かれるということより新生という感覚が強くなるのを好むのが遠州人の気質っぽいところかもしれない。