遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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どちらも普段使ってる「やろうよ」という意味の言葉。
~しようよという誘う感覚の表現であるが、「まい」と「ざあ」が何ゆえふたつ存在しているのかということ。
「まい」は遠州で「ざあ」は駿河が基本のようである。それがちゃんぽんになっているという考えが一般的であろうか。
別の解釈としては、「やらざあなるまいて」(やらなきゃならないだろう)といった古い言い回しで使われる「ざあ」と同じものだとしたら「やらまいとなるまいて」なんて言い方は存在しないので「ざあ」は方言ではなく古い言葉が生きているということでもともとの意味は違うことにもなる。「なるまいて」の「まい」の方が解釈としてはスムーズな気がする。
実際の運用については多少のニュアンスの変化がつけられていて、強要性の強さで言うと、「まい」の方が強めになる。もちろん駿河に行けば異なるであろうからこれが正解と言うわけではなくてうちんとこの集落ではそういう使い方のニュアンスになる人が多いということである。
例文
「ジュース買いいきまい。」(ジュースを買いに行こうぜ。)
「ジュース買いいかざあ。」(ジュース買いに行こう。)
「ジュース買いいかん?」(ジュース買いに行かない?)
「ジュース買いいかすかあ。」(ジュース買いに行こうよ。)