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遠州弁の箱

遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります

燃す・燃せる

どちらも辞書に載っている共通語で別に方言ということではないのだろうが。

「燃やせる」を「燃せれる」と言うとかになると方言っぽくなるよなと思って記載。

「燃やす事が出来る」だと「燃やせる」・「燃せる」と共通語ではなるのであろうが遠州弁だと「燃せれれる」・「燃やせれる」と言う事もありうる。というのも

「こんなあわし燃せるであんた別の事しない」

  (こんなのは私が燃やすからあなたは別の事をしなよ)

ここでの使い方は「燃やすことが可能」という意味使いではなく「私がやるから」という意味で使われている。、もちろん

「これならわしでも燃せるであんた別の事しない」

といった「可能」という意味使いも全くしない訳ではない。が遠州弁っぽく言うのなら

「こんなあわしでも燃せれれるだであんたあ別の事しない。」
とかになる。

「燃せれる」という言い方でも意味は通る。「貸せれる」を「貸せる」を言うとかみたいなもので。こういう場合でも「燃せれれる」も「燃せれる」も「燃せれられる」・「燃せられる」の「ら抜き」じゃねえかという事を突っ込まれたりするのかな。

話しが脱線したが遠州弁では「する」を「せる」と言ったりもするので「燃せる」だと「可能」というニュアンスよりも「燃やす」という「実行」というニュアンスに取られるということがあるということ。

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