遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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「たわけ」と「たあけ」が別物であるとしたらば「たあけ」はまずもって使わない言葉。以前にも何度か書いたが名古屋の言葉であろうか。遠州人には意図が伝わらず曲解されやすい言葉なので遠州では使わないほうが無難な言葉である。
経験上では共通語にすると「おい」・「ちょっと待て」とかいうツッコミや制止といった意味合いで使ってる口癖のようであるが、遠州人からしてみれば「馬鹿野郎」・「間抜け」という風に聞こえるので印象としては何様だお前ってな感じでホントよかあないだよね。
「あほ」については関西の方言がテレビでこらしょと聞こえてくるのでそういった抵抗感は昔と較べれば薄くなっている。したがって「たあけ」もテレビでさんざっぱら使われるようになれば遠州でもその抵抗感は薄れるであろうが。でもテレビの影響という事であれば今のところ時代劇の「この戯け者めが」というフレーズが色濃く印象としてあるのかもしれない。
実際において「おい」とか「ちょっと待て」という意味での口癖は遠州では「ばかっつら」・「やあ」・「ほい」とかを使うので馴染まないところである。
「たわけ」と「たあけ」が同一なものなのかは定かではないが「たわけ」を漢字で書くと「白痴」か「戯け」と書くそうな。
「たあけ」はそういう意味での使い方をしないのであろうから別物なんだろうなと思うのだけれども何度も言うようだがやはり使われたほうにしてみれば遠州では「白痴」か「戯け」と言われてる風にしか聞こえない。つまり遠州人には遠州弁でいうと「とろくさい」・「馬鹿かお前は」などと言われてるように聞こえる。