遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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すりゃいいじゃん・やりゃいいじゃん。すればいいでしょうが・やればいいでしょうがという意味であるが、ご自由に・勝手にすれば(やれば)というニュアンスを含む表現になる。
「好きにすりゃいいじゃん」の方が露骨に勝手にすれば(しなさいよ)という言い方になるが、「すりゃいいじゃん」はその緩めのニュアンスとなる。細かく訳すと「好きにすりゃいいじゃん」は「どうぞご勝手に」、「すりゃいいじゃん」は「やれば?」と言った風であろうか。「すりゃあいいじゃん」という言い方もある。
なのでこういう言われ方をされると言われた方は諸手を挙げて賛同してくれてないので気分を害することになる時がある。
した方がいいとアドバイス的に言いたい場合は「すりゃいいらあ」・「した方いいにい」とかが多く使われる。「すりゃいいじゃん」もこの用途で使われることもあるので聞き取りには注意が必要ではある。もっとも親身になってという感じではなくどうでもいいけどという感じにはなるが。聞き取り方は「やれば?」とか言う場合には「すりゃ」が強調され、した方がいいと言う場合には「いいじゃん」が強めになることが多い。
例文
「ちっと腹周り怪しいでダイエットせすかな。」
「すりゃいいじゃん。だんれも止めんで。」
「冷たいじゃん。頑張ってくらい言ってくれたっていいらあ。」
「どうせ無理だもんで言ったってしょんないじゃん。」
「あ。そうゆうこと言う。随分じゃん。」
「だって事実じゃんかあ。あんた口だけじゃんいっつも。」
「失礼しちゃうやあ。こんだ本気だでねえ。」
「はいはい。ダイエットした方いいにい。まあ、がんばりない。」
「おお、まかしょ。」
例文音声はこちら