遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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「なので」(したがって)と言っている。「どうして?」と問うている訳ではない。まあごくごく広く全国的に使われてるであろう言い回しである。じゃあなんでそういうのを記事にするのかというと、やたらくしゃ使用頻度が高く、そこに遠州の地域性があろうかと。
「どうして?」も「なんで?」と言うがイントネーションが違うので聞き違える事は無い。って「どうしても」と「なんでも」は似たようなもんか。
似たような表現の「だもんで」とどう違うのかというと
「今日、なんか湿気てる気いするで、だもんで午後から雨降るかもしれんにい。」
(今日はなんとなく湿気が多い感じがするから午後から雨が降るかもしれない
よ。)
この文の「だもんで」を「なんで」に置き換えてみる。単純に入れ替えると
「今日、なんか湿気てる気いするで、なんで午後から雨降るかもしれんにい。」
となってざらつきが出る。
「今日、なんか湿気てる気いするらあ、なんで午後から雨降るかもしれんにい。」
といったように先の話しを相手が納得した(させた)上で続きを話そうという際に「なんで」は使われる。「だもんで」に関してはそういう決め事はなさそうである。
「今日、なんか湿気てる気いするらあ、だもんで午後から雨降るかもしれんにい。」
というように別に違和感がないというように大抵の言い回しで使える。
あまり「なんで」を多用すると勝手にどんどん決めてく人だという印象を与えかねないことになる。なんでご使用は用法を守ってが大切であろうな。