遠州弁の箱
遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
「とても」とか「非常に」とかいった意味で遠州では頻繁に使われる「ど」と「ばか」
このふたつにどういうニュアンスの違いがあるのか。
今回は「頭に来る」という場合。
「ばかあたまくる」は「むっとくる」といったもので、瞬間的に(その時は・その時には)といった印象を与え
「どあたまくる」は「むかっとくる」といった感じで、怒り覚めやらぬといった印象を与える。
どっちがより頭に来ているかと云えば、「どあたまくる」の方が強いという場合が多い。
根に持つという点でも「どあたまくる」の方がより感じられる。