遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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共通語にすると「ああ言えばこう言うんだから」ということになる。
つまりなにかと理屈をこねてうまくはぐらかす・自説を曲げない様をいう。
こういうことは昔なら軽い悪口なのだが、最近はディベートなる技が輸入され、言い負かした方が正義という風潮に変わりつつある。クレーマーとかいう人種の必需技術であろう。
遠州弁での使い方は未だに褒め言葉としては使われておらずあくまでしょうがない奴だと匙を投げる意味で使われることが多い。基本的にこう言われる奴はしょうがない奴という評価になることが多く評価は低い。
「ああゆやあこうゆうだで」の後に「ホントしょんない」がつく事が多い。
例文
「頼んだのやっといてくれた?」
(頼んどいた事やってくれた?)
「さぶいで明日せすと思ってるだあれ。」
(寒いから明日にしようかと思ってるんだけど。)
「明日もさぶいとどうするよを。」
(明日も寒かったらどうするの?)
「なんしょ今日はさぶいで無理。」
(とにかく今日は寒いから無理。)
「要はやりたあないっつうこんだね。」
(つまりやりたくないって事ね。)
「ふんだだこたねえわ。今日はでけんっつてるだけじゃん。」
(そんなことないよ。今日は出来ないって言ってるだけじゃないか。)
「きんのうあんたなんつった?」
(昨日なんて言ってた?)
「きんのうは忘れかあってたっつったじゃん。」
(昨日は忘れ返ってたって言ったじゃないか。)
「で、明日必ずやるっつわんかったっけ?」
(だから明日必ずやるよって言わなかった?)
「そんだだこんこいたってさぶいだでしょんないじゃん。風邪ひいたらどうしてくれるよを。」
(そんな事言ったって寒いんだからしょうがないだろ。風邪でも引いたらどうしてくれるんだ。)
「ほんとも~。ああゆやこうゆうだで。」
(も~!ああ言えばこう言うんだから。)
例文音声はこちら