遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
「そうだろう?」と言っている。同意・同調を求めている。
「そうだらあ?」の省略形であろう。文章の頭に来る。もしくは一番最後。
「だらあ?そう思っただよ。」
(そうだろう?そう思ったんだよ。)
「今日は成果あなしじゃ帰れんでねえ。だらあ?」
(今日は成果なしでは帰れないからね。でしょう?)
頻繁に使われる言い回しである。冒頭にくる場合、そうだろ?と疑問符を付してはいるが「やっぱそうじゃないの」というくらいの「ほらみなさい」的発言である。
最後に付く場合は「でしょう?」という同調して欲しい依頼といったニュアンスとなる。
どちらにおいても「だらあ?」であって「だら?」とした場合そのニュアンスは詰問調になる。
イントネーションを説明するのが骨が折れるがとにかく語尾が上がっていくのが特徴といえようか。
例文
「きんのう行ったら馬鹿混みやあ。ゆう通りだったやあ。」
(昨日行ってみたら凄い混雑してたよ。あんたの言う通りだったなあ、)
「だらあ?だでゆったじゃん今週だだ混みだでやめときないって。」
(だろ?だから言ったじゃないの今週は非常に混むからやめといたほうがいいって。)
「でもさあ、今週行っとかんと月曜使うに間に合わんだもんしょんないじゃん。だらあ?」
(でもさあ今週行かないと月曜日に使うのに間に合わないんだからしょうがないじゃない。そうでしょ?)
「つうか過ぎたこんだけど先週行きゃよかったじゃん。なんで行かんかったよを。」
「うん完全に忘れかあってた。」