遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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「それでなんだ」・「何を言いたいの」とかいうニュアンスの言い回し。
使いどころとしては、話しを変えるという転換の表現ではなく横道にそれたような流れを元に戻してくれよみたいな意思を伝える表現。男女共用だが女性寄りの表現ではある。
男言葉だと「でなんだあ」となり外国語の「でなーだ」と似たような風に聞こえることがある。状態としては非常にフラットで冷静な平素の状態で発せられることが多い。大抵の事は話しを切り出しても大丈夫かなと思われやすい。
「それでなによを」だと「ところで何?」となり「それがなによを」だと「それがどうした」と開き直ったような感じになる。苛々してる状態と推察されるところである。言いにくい事を言うような場合この発言をされると切り出しにくい。
例文
「う~しまった。わしあんたに怒られるような事したかもしれん。」
「なにがあ。わしおめえに無視したり馬鹿にしたり小馬鹿にしたり屁馬鹿にしたり呆れかあったりはした事あっても怒ったことなんかありもしん。」
「ん~なんか複雑。」
「で、なによを。」
「なにが?」
「さっきなんかゆってたじゃん。なに?なんかへぼこいたとか。」
「あ~、もういい。忘れて。」
「なんだよそれ。怒らんでゆってみい。」
「それがさ~言う事なんだったか忘れちゃった。」
「やあ、なんか気になるなあ。」