遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
「なんとなく」という意味だが「く」が「し」に訛ったというよりも、「なにとはなしに」という言い回しがはしょられて訛ったと考える方が合点がいくのは気のせいか。
なのでかは定かではないが、「なんとなしに」と「に」をつける言い方をすることも多い。
男女共用で「なんとなく」と「なんとなし」の明確な使い分けとかはない。
例文
「貰ってきたにい。こっちいあんたんね。」
「なんかさあ、わしんのとあんたんのと違やへん?」
「んなこたぁないよを。おんなしだって。どこ見てるよを。」
「いやあ なんか なんとなし そう思うだよを。」
「どこがよを別におかしかないらあ。一緒じゃん。」
「だってさぁっあ。あっ分かった。あんただまくらかいてホント二つんとこ三つ貰ってきただらあ。」
「ちっ、ばれたか。」
「おんなしだっつっただでいいじゃんね。かえっこしまい。」
「随分じゃん。」
「どっちがよを。」