遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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例文1
「他ののじゃかんだけえ。」
(他の物じゃ駄目なの?)
「他ののわなあ。なんかいやったい。」
(他の物だとねえ。なんか性に合わないんだよね。)
「そんだったらさあ、今日は買うののやんめにして次にせるかあ。」
(それじゃさあ今日は買うっていうのは止めにして次来た時にしようよ。)
*注、訳で「のの」を「のは」・「のでは」と替えても訳が成立する
他のでは駄目なの?
他のはねえ。なんか性に合わないんだよね。
それじゃさあ今日は買うのは止めにして継ぎ着た時にしようよ。
例文2
「これだれんの?」
(これは誰の?)
「○○ちゃんのの。」
(○○ちゃんの物。)
おそらく「のの」を訳すと「~のもの・~のこと」みたいなことになるのであろうか。ただ例文1のように「のは」に替えても意味が通じるのはなんでだろ。
共通語だと「の」で済むのであろう。
根拠はなく感覚だけの推測ではあるが、「忘れる」を「忘るる」とか「そうせらるる」とかいうのと同じような古い日本語的な使い方なのであろうか。