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遠州弁の箱

遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります

みたくして その2

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みたくして その2

「~みたいにして」と言っている。男女共用の表現。

遠州独特かどうかは疑わしいがよく使う言い回しであることは確かであろう。

例文がすこすこ浮かんでくるのは普段使い慣れてるせいだと思う。

例文1

「どういう頭にせるだ?」

  (どういう髪形になされますか?)

「芸能人の○○みたくして。」

  (芸能人の○○みたいにして頂戴。)

「はっきしゆうけどあんたじゃ芸能人の髪形みたくしても似ても似つかんにい。」

  (失礼ですがあなたでは芸能人の髪形みたいにしてもちっとも近づかないですよ。)

「いらんこんじゃん。越すだでいいだよ。」

  (余計なお世話。越えてみせるんだからいいの。)

「おお!がんばっちくりい。」

  (そりゃそりゃ頑張ってください。)

「まかしょっ。」

  (おう!やるよ!)

例文2

「家ん中パンツいっちょで歩くじゃない!」

「いいじゃんかあ別に家ならあ。オヤジだってそうじゃん。」

「恥知らんだけ?おとうちゃんみたくしてちゃかん。」

  (恥を知りなさいよ。お父さんみたいなまねするのはやめて。)

「ちっとばかのこんでひゃあひゃあゆっちゃかん。」

  (些細な事で口うるさく言わないでよ。)

「ホント物言いまで親子だで嫌い。」

  (全く、言い方まで親子そっくりなんだから嫌になっちゃう。)

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