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遠州弁の箱

遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります

やりさいすりゃ

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やりさいすりゃ

「やりさえすれば」と言っている。

「え」が「い」に変わっただけなのだが何故「え」が「い」に変化するのかは不思議。

「やる」に限ったものではない。この言い方の味噌は「~さいすりゃ」。男女共用の言葉。

例えば「動く」とかだと「いごきさいすりゃ」となる。ただし例外的に「する」においては語呂がよくないのか「しさえすりゃ」と「い」に変わることは普通はない。

例文

A「どうせすかねえ。」

  (どうする?)

B「どうしまいか。」

  (どうしようかねえ。)

C「どうにもならんら。」

  (どうにもならんだろ。)

D「ごちゃごちゃこいてなんもしんよりか、なんしょやりさいすりゃちった前ん進まるだでやらまいやあ。」

  (ごちゃごちゃ言ってなにもしないよりもとにかくやりさえすれば少しは一歩前進するんだからよろうよ。)

A「そりゃあそうだん、どうみたってこの人数じゃこんな重たいの持ちおせんら。どうやって人集めすか考えんと腰おやいて話しんならんくなるにい。」

  (そりゃあそうだけどどうみてもこの人数じゃあこんな重いの持ちきれないよ。人集める工夫しないとこの人数じゃあ腰痛めてお話しにならないって。)

D「いいじゃん。腰おやしゃあ病休で休めるだで。」

C「そんかわし帰ってきたら席なかったりして。」

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