遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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「良くはない」と言っている。
「良くない」だと「よかない」となる。
個人的な良くない言い方のニュアンスだと
まあまあ<ぼちぼち<よかあない<よかない<いいわきゃない<全然<駄目<くっちゃんくっちゃん=げろげろ
などという風にレベル分けして使っている。
「これでええだ?」
「よかあない」
ということであればもちろん否定しているのであるが真っ向から否定している訳ではないが賛成という訳でもないというニュアンス。
逆の悪いで、「悪かあない」という言い方も当然ある。
言い方によってはつっけんどんにもどうでもいいようにも取れるはぐらかすにおいては便利な表現ではある。
例文1
「調子どうよ。順調けえ。」
「よかあない。」
「あ、そう。ま、頑張ってやあ。」
という風にこれだけ言い放つとあまり話しが弾まない(進まない)場合が多いので
「それがさあ。よかあないだよ。」
とか言う方が人当たりという意味ではよい場合が多い。
例文2
「調子どうよ。順調けえ。」
「それがやあ。あんましよかあないだよ。」
「なんでえ。きんのうはぶんぶんだっつってたじゃん。」
「聞いてやあ。きのう調子良過ぎで飛ばしすぎたでえ。だで今日は燃えカスみたいなもん。まあちょんちょんだけどな昨日と今日合わしゃあ。」
「調子こいて仕事終わってから呑み過ぎただらあ。」
「なんで知ってるよを。」
「そんなこんだと思ったわぁ。浮かれるのはとんじゃかないけど仕事はちゃんとしんと納期間に合わんくなるにい。」