遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
よだれのこと。唾(つば)のことを指すわけでなく口の中から出たものを指す。特に遠州弁ということではないが遠州でも使っていると言うことで記載。
ゲロ(嘔吐物)を「おど」とも言うのと同じ流れの表現か。(ただしおどという言い方は非常に狭いとこでしか通用しない表現であるらしく肩身が狭い。)普通の遠州人は「げろ」・「げぼ」とかを使う。
寝ていながら吐くのを寝ゲロと共通語では言うらしいのだが遠州弁風でちいといじると
「よどたらいて寝てると思ったらいきなし寝おどこきゃあがってどんぎたねえやあ。」
(よだれ垂らして寝てると思ったら急に寝ゲロしやがって汚いなあ。)
という風になる。もちろんこんな使い方する人はいないただの言葉遊びですけど。
例文
「○○わあ。」
(○○はどこ?)
「あそこんさあの長いすで寝てる。」
(あそこにある長いすのところで寝てるよ。)
「・・!・・・・・」
「どおしたよを。起こさんだ?」
(どうしたの起こさないの?)
「いやあ馬鹿気持ち良さそうに寝てるもんでやあ。起こすに気い引けた。」
(物凄く気持ち良さそうに寝てるもんだから起こすのに気が引ける。)
「どれえ。あ~ふんとだやあ。よどたらいて寝てけつかるなあ。」
(どれどれ。あ~ホントだ、よだれ垂らして寝ていやがる。)