遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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たんなる言葉遊びです。
「いくらいくら」
共通語的解釈なら「イクラお幾ら?」
遠州弁的解釈だと「イクラが行くだろう」
まあこの場合、イクラちゃんという人名という前提。それか擬人化か。
追加として「いくらいくらいくらなんでも」(イクラが行くだろう幾等なんでも)又は「いくらいくらでもいくら」(イクラならいくらでも行くだろ)
無茶すれば「いくらでもいくらいくらいくらならいくにい」(幾らでもイクラは行くだろイクラなら多分行くよ)
もっと無茶すれば「イラク」を足して
「いくらでもいくらイラクいくらいくらならいくにいイラクに」(幾らでもイクラならイラクに行くだろイクラなら行くよイラクに)
ってもはや早口言葉っぽくなってしまった。これに「イラク行くに幾らか知らんがあ。」(イラクに行くのに幾らかかるか知らないけれど。)を付けるともっとややこしくなるかあ。
標準語ならば「いくらはおいくらですか」とかになろうからボケ様がない。
強引にであれば「いくらには丁寧に御を付けるのが正しいのですか?」
ひとつの文章にいくつ同じ語を詰め込む事ができるか。
お題は「ばか」。
(なお、「詰め込めれれる」は「詰め込められる」の誤字ではない)
「ばかこいちゃかんて。ちっとばかのこんでばか文句ばかばかばかみたくゆわれて、ばかばかばっかでホントばからしくてやってれんに。」
以上「ばか」をおよそ9個入れれた。「ばっか」が1個。
文の内容は羨ましいとかいいよねとか言われての反論。
ニュアンスで訳さば
「冗談言うなよ。些細な事で異様に文句ばしばし浴びせられて、まったく大層馬鹿ばかりで正直馬鹿らしくてやってられないよ。」
「ばか」といっても「馬鹿」だけではなく
「冗談」(ぼけ)という意の「ばか」
「ばかり」という意の「ばか」
「やけに」という意の「ばか」
「ばしばし」という意の「ばかばか」
「とても」(大層)という意の「ばか」
「ばかり」(だらけ)という意の「ばっか」
というのが入っている。それぞれイントネーションが異なるのであるがそれをいちいち説明してたら大変(本音はめんどくさい)ので近くに遠州人がいたらその人に聞いてくりょ。
「ばかこいちゃかんて。ちっとばかの こんで ばか文句 ばかばか ばかみたくゆわれて、ばか ばかばっかで ホント ばからしくて やってれんに。」
テレビの情報雑誌にドラマの台本の抜粋が載っていたので、これを遠州弁にしてみる。丸写しではなく遠州弁に変わりそうなとこだけをさらに抜粋した。
決して茶化したものではなくリアルな遠州弁ではこうなるというのを真面目に考えたものです。
表現については共通語的解釈からしたらNGが出そうな言い回しも有りますが、遠州弁ではその意味合い・ニュアンスは共通語とは異なるものである事を先に述べておきます。
ちなみに使わせて戴いたドラマは土曜日の23時10分から始まる「高校入試」と言うドラマです。面白そうなので私は観ますですはい。
みどり「杏子先生、こっちこっち」
遠州弁「杏子先生こっちだにい」
杏子、みどりの隣に座る。
みどり「今年の係は、っと。わたし保護者待機室だ。一人でモンスターたちのお相手なんて、最悪。杏子先生は?」
遠州弁「今年ん係わぁ、って。なによを、保護者待機室じゃん。一人できちがい衆の相手しにゃかんて、も~、どついてんやあ。杏子先生わあ」
杏子「試験会場2。二年B組、うちのクラスね。初めての入試なのに、試験監督なんて、大丈夫かな」
遠州弁「試験会場2だよを。二年B組い。うちんとこのクラスじゃんね。初めてん入試だっつうに、入試監督なんて、大丈夫だかいやあ」
みどり「試験監督はラクよ」
遠州弁「あれ、試験監督はラクだにい」
杏子「どうして?カンニングがあるかもしれないじゃない」
遠州弁「なんでよを。カンニングあるかもしれんじゃんか」
みどり「ないない、見つかった瞬間、失格になるんだもん。人生一度の勝負にそんなヤバいことする子なんて、いないって」
遠州弁「ありゃせんて、めっかやあ即失格んなるだもんで。人生一回こっきりん勝負に、んなヤバイいこんする子なんて、いやせんに」
杏子「なるほどね」
遠州弁「ああ、そうけえ」
みどり「それに、試験監督は各会場、三人ひと組だし、杏子先生はサブでしょ。用紙配って見回りしてればいいだけ。受験生への説明とか、責任あることはリーダーがしてくれるから。水野先生か。全然問題ないじゃん」
遠州弁「それん、試験監督は各会場、三人ひと組だしい、杏子先生サブだら?用紙配って見回りしてればいいだけだもんで。受験生ん説明やら、責任あるこんはリーダーんしてくれるだもんで。水野先生じゃんか。全然問題ありもしん」
全部遠州弁という文章を研究中。その2.
「なんしょかんしょやたらくしゃだあだあではあくっちゃんくっちゃんでえ。ひゃあひゃあゆってちんぷりかあったところでしょんないしやっきりもこけれんくてばかえらいだけでほんとしょんない。」
分解すると
「なんしょかんしょ」→「とにもかくにも」
「やたらくしゃ」→「やたらと」
「だあだあで」→「とめどなくて」もしくは「きりがなくて」
「はあ」→「もう」
「くっちゃんくっちゃん」→「くちゃくちゃ」
「でえ」→「だよ」
「ひゃあひゃあゆって」→「文句たらたら言って」
「ちんぷりかあったところで」→「すねたところで」
「しょんないし」→「しょうがないし」
「やっきりもこけれんくて」→「むかつく(苛立つ)事も出来なくて」
「ばかえらいだけで」→「凄くしんどいだけで」
「ほんとしょんない」→「実に呆れる」もしくは「もうどうしようもない」
例文音声はこちら
まあ、大層な愚痴なので、好ましい例文ではなく。駄目だこりゃ次いってみようだな。