遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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遠州弁関連
うちらんとこでは使わないが
「おっしい」
という遠州弁。
汁物を総じてなのか味噌汁に限ってなのかは使わないのでよくは知らんが
味噌汁のことを「おっしい」と発するとこがあるそうな。
「お汁」が元で「お」(御)に「っ」を付けて勢いをつけて「汁」を「しい」と略して発するということなんだろうかな。
「消しゴム」を「けっしい」
「餅」を「もっちい」(正統遠州弁は「あんもう」だが)
とかいうパターンと同じと映る。(もちろん変形の経緯はそれぞれ異なるが)
変形の理屈としては遠州弁的で納得ではある。が、聞きなれない分随分粗野と聞こえる。男女共用なのであろうかというのも気になるな。
じゃあ、「お寿司」を「おっすう」とか「お餅」を「おっもお」とか言うのだろうかというとこが気になる。なにせ「おっしい」なんて使った事無いんで。
想像であるが使い方例としては
「今日のおっしいの具はなんでえ。」
「豆腐にわかめだけど。」
とかいった感じになるのであろうか。
「おっしい」以外に遠州弁っぽいのだと「汁」を「しんるう」と発するのも遠州弁っぽくはなるわな。
全然話しが飛ぶ余談になるが「けっちい」とかいう「おっしい」と似た音の言い回し。(厳密に言えば「っちい」であるが)
「けっちい」は「けち」の強調という意味使いというよりも「けちな奴」という意味で使われる事が多い。「物持ち」なら「ものもっちい」。
例文
「あいつばかけっちいだもんでけっしいとかでも貸してくれんだにい。」
「そのくせ他人のは平気で借りるだもんでやっきりこくだよなあ。」
「そうそう。」
「ああでなきゃものもっちいになれんだらね。」
「そうまでしてなりたかねえよなあ。」
遠州弁関連
テレビで各地の方言どれが萌えるか試してた。
遠州弁が入ってなかったので勝手に遠州弁にしてみる。
お題は以下の通り
「おはよう まだ寝てるの
もう朝だよ 早く起きてね
遅刻したらダメだからね
今日も元気にがんばってね」
これを遠州弁にすると
まず女性表現
ほぼ直訳だと
「おはよう まだ寝てるう
はあ朝だにい ちゃっと起きてやあ
遅刻したらかんだでねえ
今日も元気にがんばってね」
次にこれを若干ニュアンス変わるがモロ遠州弁っぽくすると
「お~い~ まだ寝てるう?
はあ朝だにい いつまで寝てるよを
遅れたらかんだらあ 知らんにい
今日も元気でがんばってやあ」
極力可愛げあるを試みたが如何せん自分男なんで
次に母親としたら
「おい いつまで寝てるよを
はあ朝だにっ 早く起きんとかんじゃん
遅刻したらどうするよを
今日も元気にがんばりなよを」
で、男表現だと
「やあ いつまで寝てるだあ
とっくに朝だでえ ちゃっと起きよやあ
遅れたらどうするでえ
今日も元気でがんばれやあ」
とかかな。
凡てあくまで一例で必ずこうなるというものではないのであしからず。
一位は京都だった。まあ、当然って感じであろうな。遠州弁は秋田とタメ張る争いになるだらなあ。
遠州弁関連
「かたっぽ」
遠州でも普通に使われるということで。
地方の方言を紹介する様々なサイトを巡ると「かたっぽ」が方言枠として扱われている。
遠州弁でもごく普通に使うものであり、こりゃ方言の範疇じゃなくて全国的に使われてる俗語の領域じゃないのか?と思えるが、まあとりあえず遠州でも使うよということで記載。
「かたっぽ」は「片方」で「かたっぽう」は「片一方」の変であろうか。
「かたっぽ」だと「片方」(かたほう)で対(分割した方)のうちのどっちかひとつといった具体的に示せる物・者を指す事が多い使われ方。
「かたっぽう」だと「片方」という意味使いもするが、「一方」と同じかのようないずれかの陣営といった枠組み・塊といった具体的な物を指し示せないものを指す使い方もする。
まあ、片方と片一方は同じ(辞書には「かたほう」の口語的表現が「かたいっぽう」とある)であって「かたっぽ」と「かたっぽう」が違う訳がないというつっこみがあったら言い返せないという上記の違いであるが。
「かたっぽ」の反対語は「全部」・「まるさら」(まるごと)・「両方」・「どっちも」
「かたっぽう」の反対語は「双方」ってか。
とかが思い浮かぶ。
例文
「おいこれ運ぶでかたっぽ持ってくれやあ。」
「重いの嫌だにい。腰おやいてるだで。」
「使えん奴だなあ。」
「誰か呼んでくるけえ?」
「ええわ。ひとりでなんとかするでえ。」
遠州弁関連
「ぶる」
「ちんぷりかえる」を「ちんぶりかえる」と発する地域がある。
私らんとこは「ちんぷり」であるが。
で、もし「ちんぶり」が正しい言い回しであるとしたならば
「おひんぶる」と同系統に属すことになるのかなとふと思えた。
「おひんぶる」も、しまくれば「おひんぶりかえる」という言い方になろう。
この「ぶる」は「振る」と書けようか。「振る舞い」の「振る」かと。
「おひんぶる」=「上品振る」
ということで、ならば「ちんぶる」は「ちん振る」と書けそうだ。(ただし「ちんぶる」という言い方は日常に於いては存在していないが)
そうなると「ちん」ってなんだということになる。
「ん」は何かの撥音便化したものと妄想できるやもだが、如何せん思い浮かばない。
「ちんぶる」の意味は「拗ねる」(すねる)というもので「ちん」な「振る舞い」で「ちんぶる」ということになろうか。
「ちん」は何かと突き詰めれらればすっきりするところだが無念ながら知恵が無い。
いずれにせよ「ちんぷり」ではなく「ちんぶり」であるほうが屁理屈がこねれそうである。
しかしてくどいようだが私らんとこでは「ちんぷり」であって「ちんぶり」では無い。