遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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語尾に付く言葉。軽い命令形のニュアンスだそうな。遠州弁だと意味は違うが「だら・だに・だもんで」みたいなものか。遠州でも湖西地域で使われているらしくサイトによっては特異な遠州弁として紹介されているところもあった。
しかしながらそれなりに自分長く息してるが使ってる人に出会った記憶が全く無かった。
でもついに「食べりん」(食べなよ)という人に出くわした。その人は豊橋の人だった。実際聞くと異様さは感じられなかったが、これはおそらく時代劇とかで聞き覚えのある「食べりんさい」・「食べさりんしゃった」とかいう言い方に近いからなんだろうなと思えなくもない。でもやっぱ自分は使わないわ。
自分なりの結論。こりゃ三河弁だら。立地的に豊橋と湖西は地続きだもんで人の行き来で入ってきただらあ。遠州弁たあ呼べんにい。
訳すと、自論なれど「りん」なる言葉三河弁の可能性高くしてこれ遠州弁というにあたわず。
ちなみに遠州弁で「食べなよ」は「食いない」・「食わんだけえ」とかを使う。
「りん」の使い方知らないので例文は書けませんのであしからず。
問題 食べると口に匂いが残る野菜は?
答え 「白菜」=「歯臭い」
生き物と呼ぶかかどうか微妙だが
問題 直ぐ値段を聞きたがる海の生き物は?
答え 「いくら」=「いくら?」
このオヤジギャグを遠州弁として通用するためには
問題 食べたそばから匂いが気になる野菜は?
答え 「白菜」=「はあ臭い」(もうすでに臭い)
問題 予想で答える海の生き物は?
答え 「いくら」=「行くら」(行くだろ)
以下超苦し紛れで内容が無いよう。なんちって。
問題 沢山は食べれないものは?
答え 「白煙」=「「はあ食えん」
問題 武器としても使える野菜は?
答え 「ごぼう」=「ごんぼう」(棍棒の一種と言い張る苦しい洒落)
問題 幾ら待っても来ない野菜は?
答え 「大根」=「でゃーこん」(でゃー来ん→感嘆詞+来ん)共通語に訳すと「うわー来ない」
問題 律儀な食べ物は?
答え 「たくあん」=「おこうこう」(御孝行)
問題 無くて何が悪いと開き直られるところは?
答え 「アラスカ」=「あらすか」(ある訳ないだろ)
問題 ボケても突っ込んでくれる人は誰もいないのかと溜め息が出るところは?
答え 「インカ」=「いんか」(いないか)
問題 ボケても突っ込んでくれる人がいなくてつい嘆いてしまうとことは?
答え 「オランダ」=「おらんだ」(いないんだ)
「すこんく」一矢報いることなく完敗・得点を競うゲームとかで一点も取れず負ける様。
辞書ではそう書いてあった。英語だそうな。なんだ方言とかじゃないんだと。しかも使い方間違ってたし。
浜松はオートレース・競艇それにパチンコとお上が公認の勝負事に勤しめる場所には恵まれているところである。そういうとこでその日の収支がえらくマイナスな時に「今日はすこんくでえ」とかいう使い方を大人がしていたような記憶がある。
私の親は理想の反面教師でしてまさに「すこんく人生」一直線だった。なので私は上記の賭け事にはああはなりたくないと誓い無事手を染めることなく生きてこれた。
話が脱線したが、「すこんく」という言葉は共通語の「おけら」に近い響きだと認識していたのだが共通語の意味はそういう使い方じゃなかったんだあとつい最近気づいた。まあ大した違いがあった訳じゃないけど。とにかく途中で勝とうが何しようが最終レースが終わってみれば財布が空っけつのことを「すこんく」だと。でも全部負け(全敗)のことだったんだなあと。
まあ死語に近い印象はあり、昔の大人が使ってただけで今もこの言葉が使われているのかはそういう場に出入りしていないので不明。
「どうせ売りゃせんだらあ」(どうせ売らないんだろ)
「どうせ売りゃせんらあ」(どうせ売らないだろう)
「だ」は共通語でもある、事柄を肯定出来ると認める判断を表わす言葉。これが入ると入らないでは大きくニュアンスが異なる。
「だら・だに・だもんで・ほい・ほれ・やあ」が遠州弁の特徴と言われているが
正確には、「だ+らあ・だ+にい・だ+もんで」であろう
なので「だ・らあ・にい・もんで・ほい・ほれ・やあ」と呼称する方があってるのかもしれないという私見を持っている。
で、話しを戻すが、「だら」は確信で「らあ」は予測というニュアンスであろう。共通語にすると「だろう」と「じゃないの」といった違いだらあ。
ただし「違いだらあ」(違いだろう)を「違いらあ」(違いじゃないの)とは言わないのでこの説明は不十分ではある。ちなみにこういう場合は「違いじゃないのけ」と言うことが多い。
例文
「こんだの日曜行かす?」
(今度の日曜行こうか。)
「いいねえ。行かまい。」
(いいねえ。行こう。)
「あいつぁ行くかいねえ。誘ってみすかな。」
(あいつは行くかなあ。誘ってみようかな。)
「あいつぁ行きゃせんだらあ。」
(あいつは行かないんじゃないの?)
「なんで?」
「おっかさ怖いもん行きゃせんよきっと。」
(奥さん怖いから行かないよきっと。)
「そうゆやあそうだなあ。」
「だらあ。だで行きゃせんらあ。ゆわんでいいって。」
(だろ?だからどうせ行かないと思うよ。言わなくてもいいよ。)
昔は、三河は参河の国・遠州は遠江(とおとうみ)の国・静岡は駿河の国だった。地続きの国同士だから当然言葉の行き来も盛んだったのである程度似通った言語を話す。だが違うだよ。
浜松の人が静岡に会議にいって、終了後懇談会(要は飲み会)があるので出ませんかと誘われた際、「いやあうちの舎っ弟んとこ寄らんとかんもんで遠慮するわ。」と言ったらその筋の人かと勘違いされて思いっきり引かれたと言う逸話を聞いたことがある。ちなみにその発言を翻訳すると「う~ん。弟の所に寄る事になってるものだから遠慮させてもらいますわ。」ということになる。
以前にも書いたが、県民性はおだやかというのは駿河の人に当てはまる言葉であって、伊豆とか東部の衆らとは付き合いんないもんでよー知らんだけど、遠州の衆にははまらん言葉だでねー。
もっとも焼津とかは独特らしく、その言葉使いは漁師言葉が多い影響で荒々しく駿河っぽくないらしいが。
駿河の言葉で遠州では意味が通じないのは結構あり、ネット等で調べると例えばを「静岡弁」(遠州弁){共通語}と表記。
「みるい」(やわい){やわらかい}
「ぶそくりかある」(ちんぷりかある){むくれる}
「かんだりい」(かいだるい){気だるい}
「しゃばく」(やんぶく){破く}
「おんまける」(ぶんまく・ぶんまかす){ぶちまける}
「さぼる」(ほかる){投げる}
挙げたらきりがない。
有名な聞いた事ないような言葉ならまあ聞けば分かるのだが
「かじくる」は遠州では「かじる・引っ掻く」という意味だが駿河では「掘る」だそうな。
「せせくる」は遠州では「触る・触れる」駿河では「ちょっかいを出す」。
などのように意味がまったく違う言葉があるのがやっかいではある。
「ちゃっきり節」で有名な「ちゃっきり」って遠州人からすれば何?どういう意味?とかいうこともある。