遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
内出血して青あざになっている状態を指す。
たんこぶみたいになっている状態を指すかは不明。
花札からきた用語ではおそらくはないので「あかたん」というものは存在しない。出血とかして赤くなったあざを「あかたん」と言う事はないのである。「あおたん」のみが存在していて他の色の「たん」は存在していない。
「あおたん」の「あお」は「青」で間違いないであろう。見えたまんまだし。
「あおたん」の「たん」が問題というか何?というところが味噌であろうが
「たんこぶ」の「たん」と同じなのであろうか。しかしながら「たんこぶ」は「こぶ」の意の俗語的表現。と辞書にあるが「たん」は辞書に載っておらず「たん」って何?というのが分からないので同じかどうか判断できない。
「痣」(あざ・し)に「たん」という読みはないだろうし。
つまり分かっていないけど使ってるということであるので、どなたか「たん」を説明できる方がおられたらご教授願いたいものである。
例文
「さっきそこでおもいきっさひっころんでど痛てえやあ。」
「どれ、みしてみい。どこぶつけたでえ。」
「ここんさあだと思うだけえが。自分じゃめえん。」
「あれえホントだあおたんできてるじゃん。」
「ほんとにけえ。医者行った方がいいかねえ。」
「これっぱかつばつけときゃ治るらあ。」
昔は大抵つばつけときゃ治るという言い方をしていた。
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