遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
ふた通りの意味にとれる。(ま。別の言葉なんだが)
ひとつは「姉」もうひとつは「あのねえ」。
なので「あんねえあんねえ」(姉貴さあ、あのねえ)という表現は実在する。
親しみがこもった表現であることが多く、見も知らぬ人から「あんねえ」なんぞと呼ばれた日には「キモい!」となる。
「あのねえ」は「あのさあ」というニュアンスの場合も多く用途は広い。甘えた感じにも映るので野郎が言うと「キモい」。大抵は子供か女子が使う方が無難な表現であろう。野郎なら「あんさあ」・「あんやあ」・「あのやあ」とかであろうか。「あんなあ」だと関西っぽくなるが使う人もいるにはいる。
甘えた感じを除ける場合は「あんたねえ」とすれば距離を置いた感じになる。
例文(女性言葉は得意ではないので乱文ご無礼)
「あんねえ。あんねえ。」
(お姉ちゃん。あのねえ。)
「なによを。また変なこん誘うじゃないらねえ。いやだにい。」
(何?またおかしなこと誘う気じゃないでしょうねえ。御免だからね。)
「失礼しちゃうやあ。変なこんなんか誘ったこんありもへんにい。」
(心外だな。おかしなことになんか誘ったことないでしょうに。)
「へ~よーゆうじゃん。こないだの○○。あれなによを。」
(へ~よく言うわねえ。それじゃあこないだの○○。あれどういうこと?)
「あんねえ。あんねえがやりたいっつうもんで誘ったじゃんか。」
(あのねえ、姉貴がやりたいって言うから誘ったでしょうに。)
「あんたねえ、女ばっかで行くとこだったじゃありもしんにい。」
(なに言ってるの女性ばかりで行くとこじゃないでしょう。)
「わし気にならんもんそうゆうの。気にするなら自分彼氏連れてくりゃ良かったじゃんよ。」
(私そういうの気にならないから。気にするのなら自分の彼氏連れてくれば良かったじゃないの。)
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