遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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威張る(いばる)の訛ったもの。
広範囲において使われる訛りなのでもはや共通語といえるかもしれないが遠州でも使うよということで一応記載。
例文1
「おんしゃあなにょうえらそうこいてるだあ。」
(お前なんでそんなえらそうな口利くんだ?)
「どこがよを。別にえばるこんなんか言ってもへんにい。」
(どこがだい?別に威張るようなこと言ってないよ。)
「それっぱかやってやったくらいでそんなえばるこんゆうのいやらしいっつてんの。」
(ほんのちょっと手を貸してやったくらいで威張る事言うのがえげつないと言ってるの。)
例文2
「あいつん物言いなんかむかつくだいね。」
(あいつの言い方何故だかむかつくんだよね。)
「いいじゃんかあ今日くらい思いきっさえばらかしとっても。」
(いいじゃないの今日くらいは心行くまで威張らせといても。)
「なんでえ。誕生日かなんかけえ。」
(どうして?誕生日かなにかなの?)
「明日んなりゃ酔いも醒めるらあ。」
(明日になれば酔いも醒めるんじゃないの?)
「なにや?あいつ呑んどるだけえ。」
(なんだよあいつ酔ってるの?)
「いんやあそこまで言葉ん酔ってりゃ次の日んなりゃ後悔せるって普通なら。」
(いいや、あそこまで自分の言葉に酔いしれてりゃ次の日になれば普通は後悔するって。)
「普通かあ?あいつ。」
(普通じゃないだろあいつは。)
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