「刺さる」という意味。
「くすがってる」で「刺さってる」
「くすげる」だと「刺す」
「車んガードレールにくすがってた。」
(車がガードレールに突き刺さっていた。)
といった使い方もされる。
「蜂が刺す」・「蚊に刺される」とかを「蜂んくすげる」・「蚊にくすげられた」とかは言わない。
「ナイフで刺された」を「ナイフでくすげられた」とも言わない。
使いどころは限られているが法則がいまいち分からん。
例文
「なんでがんこ遅刻しただあ。」
(かなり遅刻した理由は?)
「朝出たら車パンクしててえ、なんだと思ってタイヤ見たら釘んくすがってただよ。」
(朝出勤しようとしたら車がパンクしていて、どうしたんだろうとタイヤを見たら釘が刺さっていたんだ。)
「で?」
「ちゃっと直さすと思って工具出そうとしたら箱んぼっこいもんで手えとげんくすがっちゃっただよ。」
(すぐ直そうと思って工具だそうとしたら箱が古いもんだから手にとげがささっちゃったんだよ。)
「で?」
「そのとげんぬいたら血いがんこ噴き出してきたもんでちゃっと医者行っただよ。ほんでがんこ遅くなっただよ。」
「医者行ったなんて聞いちゃいんにい。」
「だって電話したのパンクした時だもんで。あたあなんしょ電話どころじゃなかっただよ。」
(だって電話したのがパンクした時で、後はとにかく電話するどころじゃなかったんだよ。)
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