遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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ここはと言っている。
「ちっとは」(少しは)が「ちったあ」に変わるようなもんか。
例文
「え?いぜくってええだ?」
(え?弄っていいの?)
「いい訳ないじゃんなにゆってるよもを。あんたねえ、ちったあ気い使うっつうこんしんとかんだにい子供じゃないだで。」
(いい訳ないでしょう。あのねえ子供じゃないんだから少しは気を使うことしないと駄目でしょう。)
「なによをそれ。それじゃまるで遠慮知らんみたいじゃん。」
(なんだよそれは。それじゃあまるで遠慮知らずみたいじゃないか。)
「そうだよを。自分ちじゃないだでねえこかあ。」
(その通り。ここは自分の家じゃないんだからね。)
「あほかあ。自分ちんならえぜるじゃなくてなぶってるわあ。」
(違うよ自分の家のものなら弄るんじゃなくて弄繰り回してるわ。)
「そうじゃなくてえ。誰ん持ちもんとかじゃあなくてえ場所わきまえよっつってんの。」
(そうじゃなくて誰の持ち物とか言う意味じゃなくて場所をわきまえろっていってるの。)
「こかあかんなら便所とか持ってって隠れていぜるならいいのけ?」
(ここがいけないんだったら便所とかに持っていって隠れて弄るのならいいのか?)
「はあ知らん。」
(つきあいきれんわ。)
例文音声はこちら