遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
こしらえると言う意味。こさえるはこしらえるの俗語でこしらえるとは作るとかいう意味。作るをなんでもかんでも「こさう」と言うわけではないが結構使う表現ではある。
例文1
「あそこんさあ頭おもいっきしぶつけるとどうなるだ?」
(あそこに頭を思い切りぶつけたらどうなると思う?)
「たんこぶこさうだ?」
(たんこぶが出来るんじゃないの?)
「目ん玉から火がでるだあれ。」
(目から火が出るのさ。)
「だでなによお。」
(だからなに?)
「いや、注意せよっちゅうこん言いたいだよお。」
(いやね、注意した方がいいよと言いたかっただけ。)
例文2
「あそこの畑でなにこさえてるよお。」
(あそこの畑でなに栽培してるの?)
「うちで食うもんをねちょびちょびっつ。」
(家で食べるものを少しづつね。)
「じゃねぎとかもこさうう。」
(じゃあねぎとかも作ってるんだあ。)
「まあの。商売もんじゃないだで見た目美味かぁめえんけどやあ。」
(まあね。商売用じゃないから見た目は美味そうじゃないけどね。)
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