遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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「五合」の事。
「ご飯を五合炊く」だと「ごはんごんごおたく」と言う。
50ccの原付バイクを「ごんじゅう」と言うのと同じ変化。
ただし「山の五合目」とかを「ごんごうめ」とか「サンダーバード5号」を「さんだあばあどごんごお」とは言わないようになんでもかんでもこう変化する訳ではない。基本はご飯での「五合」を指す。
発音は「ごん」の「ご」は普通に濁り「ごお」の「ご」は鼻濁音となる。
例文
「あれ、はあ飯無いじゃん。何合炊いたでえ。」
(え~!もうご飯が無いじゃないか。一体何合炊いたんだ?)
「今日は ごんごお 炊いた。」
(今日は五合炊いた。)
「いつもの通りじゃん。じゃなんでおひつ空んなるよを。」
(いつもの通りだね。それでどうして足りなくなるんだ?)
「炊いたつもりだっただけえがスイッチ入れるの忘れたもんできんのうの残りのおひやで足らんかなって思っただけど。やっぱ足らんかったかやあ。」
(炊いたつもりだったんだけどね。スイッチ入れるの忘れて炊けてなくて。でもまあ昨日の残りのお冷やご飯で足りるかなって思ったんだけど。やっぱり足らんかったみたいだね。)
例文音声はこちら